経営技術論2016.06.30

[前回の授業内容]経営技術論2016.06.23
[次回の授業内容]経営技術論2016.07.07
 
[今回の授業内容]
1.ネットワークの有用性(usefulness)/便益(benefit)を規定しているものとしての、ネットワーク構成要素間リンク数(ネットワークの内的システム性に関するバンドワゴン効果)
FAXネットワークや電話ネットワークの有用性・便益を規定しているものとしての、communication link
相互連結していない競合FAXネットワーク間の競争優位性を規定しているものとしての、communication link数の違い —- 構成メンバー数がより多いネットワークの方がより高い競争優位性を持つ
便益の大きさは、構成メンバー数が大きくなると、構成メンバー数の2乗にほぼ比例するようになる
[考察してみよう]こうした「規模の経済」効果的側面とともに、「規模の不経済」的側面がある。そのことを電子メールサービスを例として説明しなさい。
 
2.「イノベーションの普及」問題的現象が生じるメカニズム —- 新機能and/or高性能性を実現した新世代製品システムの相対的競争優位性に起因するstart-up期における一定の普及、および、新世代製品システムと既存の旧世代製品システムとのバンドワゴン効果的効用に関わるシステム間競争における「critical mass突破」問題=「ニワトリと卵」問題
2種類の製品システム性 — 製品内部の諸構成要素(module/part/mateiral)の間のシステム性[製品の内部的システム性] vs 製品セグメントの異なる諸製品の間のシステム性[製品の外部的システム性]
製品の外部的システム性に関わる「補完財」的バンドワゴン効果視点から見た競争優位性 — product designの異質性に起因する「補完財」的バンドワゴン効果の相対的大きさの違い
製品の外部的システム性の具体例
FAX本体-データ伝送回線-法的規制・社会的規制・個別企業的規制(利用契約・ライセンス契約による規制)

自動車-エネルギー補給サービス-道路-法的規制(道路交通法・排ガス規制法ほか)・経済的インセンティブ(エコカー減税ほか)

product designが異なっても、補完財が共通する場合とそうではない場合での「イノベーションの普及」プロセスの違い

 
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