原発ロボに関する課題

「原発事故に対応する遠隔操作ロボット」(原子力災害用無人ロボット、以下では原発ロボと略称)に関しても、コトラー的なneeds(狭義), wants, demandという視点から考察することができる。

下記資料を基にして、そのことに関する下記の問いに答えなさい。

1.「原発無人ロボ、東電「いらぬ」 JCO事故後、30億円で開発→結局廃棄 」『朝日新聞』2011年05月14日夕刊
2.「業界慢心、ロボ頓挫 「原発で事故起きる?」 原子力災害用の遠隔操作ロボット 」『朝日新聞』2011年05月14日夕刊
3.「原発特殊任務、軍事ロボ出番 米ハイテク3社、支援へ動き 福島原発事故 」『朝日新聞』2011年04月01日朝刊
4.「原発ロボ、なぜ外国製ばかり 日本製は1台のみ」『朝日新聞』2011年06月25日朝刊、週末be(be report)

(注>上記の記事は、明治大学図書館の外部データベースサービスの「聞蔵II ビジュアル(朝日新聞)」で、そのテキストおよびpdfをダウンロードできる。)

問1 原発ロボに対するコトラー的な意味におけるneedsの有無について論じなさい。すなわち、原発ロボがコトラー的な意味におけるneeds(狭義)を持つと思う人は下記の(1)の問いに、コトラー的な意味におけるneeds(狭義)が持たないと思う人は(2)の問いに答えなさい。

(1) コトラー的な意味におけるneeds(狭義)が有るproductであることは、どのような点に示されているのかを具体的に論じなさい。
(2) コトラー的な意味におけるneeds(狭義)が無いproductであることは、どのような点に示されているのかを具体的に論じなさい。

問2 問1で原発ロボがコトラー的な意味におけるneeds(狭義)を持つと回答した人は下記の(1)の問いに、コトラー的な意味におけるneeds(狭義)を持たないと回答した人は(2)の問いに答えなさい。
(1)  原発ロボがコトラー的な意味におけるneeds(狭義)を持ったproductであったにも関わらず、東京電力がそのproductに対するdemandを持たなかった(すなわち、原発ロボを買わなかった)理由は何かを考察しなさい。また原発ロボを買わなかった東京電力の決断は社会的に妥当なものであったのかどうかを論じなさい。

(2) 原発ロボがコトラー的な意味におけるneeds(狭義)を持たないproductであるにも関わらず、通産省が1999年度の補正予算で原発ロボの開発費として30億円を日立製作所、三菱重工業、東芝などの4社に支出した決断は社会的に妥当なものであったのかどうかを論じなさい。

問3 下記資料を基に、原発ロボの研究開発がどのように進められてきたのかを分析しなさい。

「国産ロボット解体の訳 110億円投じて開発したのに」『週刊アエラ』2011年05月02日号
SanD!!!「災害用ロボットの歴史」

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