技術戦略論2016.01.07

[前回の授業内容]技術戦略論2015.12.17
[次回の授業内容]技術戦略論2016.1.14
[今回の授業内容]
1.計算機・コンピューター製品に関する技術革新の歴史的概観
(1)技術の段階的発展 — 計算道具(そろばんほか)→ 機械式計算機(手動歯車式→電動歯車式・電磁リレー式)→ 電子式計算機=コンピューター(真空管式→個別半導体式→LSIC式)、ゲーム機

技術革新1 — 「道具」から「機械」への技術革新[計算道具 → 機械式計算機]
技術革新2 — 「機械式」から「電子式」への技術革新

 
(2)ハードウェアとしてのコンピュータの分類 — 機能・性能・価格などという基準からの4分類
  1. スーパーコンピュータ(supercomputer)
  2. 大型コンピュータ(large scale computer)[メインフレーム(mainframe)、汎用コンピュータ(general purpose computer)]
  3. ミッドレンジコンピュータ(midrange computer)[ミニコンピュータ(minicomputer)、ワークステーション(Workstation,WS)]
  4. パーソナルコンピュータ(Personal Computers,PC)

また上記の2~4のコンピュータは、コンピュータの利用主体が「会社全体であるのか、部門であるのか、個人であるのか」によって下記のように呼ばれることもある。

利用主体別
製品分類
大きさによる
製品分類
一般的名称 登場年代
central computing
(全社的業務用computing)
room-size computer
large scale computer
(大型計算機)
mainframe computer
(メインフレーム)
1950年代
departmental computing
(部門的業務用computing)
minicomputer
(ミニコンピュータ)
minicomputer
(ミニコン、
ミッドレンジコンピュータ)
1960年代
persnal computing
(個人的作業用computing)
microcomputer
(マイクロコンピュータ)
パーソナルコンピュータ 1950年代
2.Product-Module視点から見た製品イノベーション事例としての、製品イノベーションに対するCPUに関する技術革新の先行
CPUに関する技術革新
電卓製品セグメントにおける市場環境の変化に対する技術的対応の結果としての、マイクロプロセッサーの技術的発明

電卓における製品差異化、および、高級電卓の多品種少量生産への技術的対応の一つの試みとしてのマイクロプロセッサー — 電卓上がりのマイクロプロセッサーとしてのIntel4004
マイクロプロセッサーおよびパーソナルコンピュータの歴史的発達過程と技術戦略
Intel社が開発したマイクロプロセッサーの技術的スペックの歴史的変遷
マイクロプロセッサーIntel 4004の製品開発プロセス

互換性維持重視戦略に基づくIntelのマイクロプセッサー開発 vs 性能向上重視略に基づくMotorolaのマイクロプセッサー開発
   ↓
PC製品イノベーションおよび家庭用ゲーム専用機製品イノベーションの社会的成功

 

米国におけるPC、ミニコン、メインフレームの出荷台数および金額(1965-1990)

 
 
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