経営技術論2014.06.27

[前回の授業内容]経営技術論2014.06.20
[次回の授業内容]経営技術論2014.07.04

[授業配付資料]
21世紀初頭におけるポスト・ブラウン管TVをめぐる多様なProduct designの登場 —- 液晶、プラズマ、有機EL、SED、FED

「「有機EL」テレビ登場へ— 11型 年内に発売、厚み わずか3ミリ、価格など課題に」『日本経済新聞』2007年6月17日朝刊
「SEDテレビ 発売再延期 — 米社と特許訴訟長期化、事業家一段と厳しく、巨額投資 コスト減競う、焦点は有機ELへ」

「技術発達のS字カーブ曲線」論的視点から見た製品イノベーション
20世紀初頭の電気自動車2013
 
[授業ポイント]「理論」-「構造」-「現象」
1.dominant design論という理論が想定する現象的構造
(1)イノベーションに関するライフサイクル論的構造

Marketに関するライフサイクル論的構造を規定する要因としての、イノベーションに関するライフサイクル論的構造
Market:「誕生」期-「発展」期-「衰退」期
||
Innovation:「誕生」期-「社会的普及」期-「固定」期
(流動期)   (移行期)

「誕生」期(流動期):多様なproduct designが生み出される。どのproduct designがMarketでdominantとなるかは不明

事例:19世紀後半期におけるキーボード配列や自動車に関するproduct design

「社会的普及」期(移行期):MarketにおけるdominantなProduct designの確定期(dominant designの形成期)
「固定」期:Marketでdominantなものとして確立したproduct designは変化せず、「固定」的である

(2)Innovationの流動期(Marketの形成期)における多種多様な製品design の出現を示すものとしての、自動停止装置およびポスト・ブラウン管V

前回の応用的復習—自動停止装置に関する技術的方式の多様性に関する前回配付資料の確認
21st-century-TV-Market

(3)「多種多様な製品designを持つ製品の間での製品間競争における規定要因」vs「同一の製品designを持つ製品の間での製品間競争における規定要因」

「多種多様な製品designを持つ製品の間での製品間競争における規定要因」
a.機能(function) — 「どのような機能を持っているのか?」ということに関する製品間競争
b.機能(function) — 「どの程度の性能を持っているのか?」ということに関する製品間競争

productに関するinnovation(product innovation)による競争

「同一の製品designを持つ製品の間での製品間競争における規定要因」
c.価格(price) — 「どの程度の価格なのか?」ということに関する製品間競争

production processに関するinnovation(process innovation)による競争
ex.フォード生産システムからトヨタ生産システムへというprocess innovation

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