技術戦略論2013.10.25

[前回の授業内容]
[10.25の授業内容における訂正]
ゲーム専用機でCD-ROMを標準サポートしたfirst-moverは、ソニーのプレイステーション(1994/12)ではなく、NECのPCエンジン (1987/10)用の周辺機器 CD-ROM2(シーディーロムロム、1988/12)である。

なおPCエンジンは、CPUがカスタム版の6502であり、ファミコンと同一タイプのCPUであるが、動作周波数はファミコンが1.79MHzであったのに対して、PCエンジンはその4倍の7.16MHzと4倍も高速であった。

[今週の授業内容および重要ポイント]
ゲーム専用機における製品イノベーションに関する技術戦略論的視点からの分析

1.技術発展による世代区分(1) — 「CPU」moduleから見た技術発展(その1)—CPUが一度に処理可能な情報量(CPUのビット数)の技術発展に基づく世代区分
世代区分 first-mover second-mover
「8ビット」ゲーム機
(1983/7)
任天堂:ファミコン
セガ:SG-1000
NEC:PCエンジン(1987/10)
「16ビット」ゲーム機
(1988/7)
セガ:メガドライブ 任天堂:スーファミ(1990/11)
「32ビット」ゲーム機
(1994)
SONY:PSほか多数
「64ビット」ゲーム機
(1996/6)
任天堂:N64 SONY:PS2(2000/3)

関連資料

2.技術発展による世代区分(2) — 「記憶装置」moduleから見た技術発展(その1)
世代区分 first-mover second-mover
ROMカートリッジ
(1983/7)
任天堂:ファミコン
Floppy Disk
(1986/2)
任天堂:ファミリーコンピュータディスクシステム
(Family Computer Disk System)
CD ROM
(1988)
NEC:PCエンジン CR-ROM2(1988/12) SONY:初代PS(1994/12)ほか
DVD
(2000/3)
ソニー:PS2(2000/3)
ブルーレイROM
(2006/11)
ソニー:PS3(2006/11)

関連資料

[次回の授業内容]
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